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医薬品の売上予測とプロジェクトの事業性評価

医薬品産業における投資判断、開発戦略策定の羅針盤となるのは、開発パイプライン・市販後製品の売上予測とそれに基づく事業性評価である。

イノベーションの定量化のためのノウハウを満載した、企業経営に係る担当者の必携本。
グローバルファーマ企業における著者の実務経験を基にしたテキストブックとなっている。
製薬企業従事者であれば知っておきたい知識も掲載。
これまで医薬品の売上予測手法を知らなかった方にも参考になる一冊。

目次

  1. 本書の目指すところ
  2. 総論編
  1. 売上予測及び事業性評価の目的
  2. 医薬品の売り上げ予測とその特徴
  3. 誰が売上予測を行うべきなのか
  4. いつ売上予測を行うべきなのか
  5. 売上予測の類型
  6. 売上予測構築の上でのノウハウ
  1. 各論編1:
    医薬品の売上予測
  1. 仕様
  2. 疫学モデル(1)有病率モデル
  3. 疫学モデル(2)罹患率モデル
  4. 需要モデル
  5. 市場調査の適用
  6. ターゲット・プロダクト・プロファイル
  7. マーケットシェア
  8. プロジェクトの不確実性の考え方
  1. 各論編2:
    医薬品のプロジェクト・バリュエーション
  1. バリュエーションの理論
  2. バリュエーションの実務
  3. 売上予測と事業性評価の企業活動への応用

著者

長手 寿明
代表(医学博士、MBA)兼日本リージョン責任者

  • 医薬品の売上予測を扱うコンサルタントとして2015年11月にe-Projectionを起業。
  • 武田薬品工業のグローバルマーケティング部門にて、フォーキャスティング・ディレクター、Abbott Laboratories(現Abbvie)ではGlobal Marketing部門でプロダクトマネージャーを歴任。

一橋大学法学部、東京農工大学農学部獣医学科卒
信州大学医学部医学研究科博士課程修了
University of Chicago Booth School of Business(成績優秀者《with Honors》として修了)

医薬品の売上予測・事業性評価を行い、製薬企業・バイオベンチャー企業様の戦略立案・経営判断をサポート